COVID-19による非常事態宣言が全国で解除されました。東京の発令期間は1カ月半くらいでしょうか。収束まそこそこ時間がかかりましたが、ようやく一区切りです。
アフターコロナやウィズコロナといった言葉が出てきていますが、せっかく天変地異が起きたくらいのことが起こったわけですのでこれを機にいろいろ良い方向に社会が変わっていくとよいと思います。大きく、仕事の在り方と国民と行政のかかわり方の2点かと思います。
仕事の在り方でいうと在宅勤務が主流になっていくと実績主義になってしますので、既得権益がものを言う社会である、とも言えます。つまり未経験や新卒の人が仕事に就ける機会が大幅に失われるということでもあり、アメリカやヨーロッパの高給の職では特にそうだと思います。日本の場合は4年制の大学を卒業していても実務が問題なく取り組める証明にはならない面もあるのかなと思い、今後の大学の新卒採用に若干の不安もあります(政府から見るとこの新卒ゾーンが就職できることは担税力という面もありますので就職できない人が多く出るのは避けたいと思います)。会社として在宅勤務ですとフリーランスの人に業務委託を積極的にしていくことになるかもしれませんが品質を事前にどう書面に定義するかが問われてきますので日本の苦手なところかなと思います。なかなか苦労するものと思います。
次は国民と行政のかかわり方です。給付金の配布遅延ということで問題が上がっていますが、普段から納税行為を直接個人でしていない人が多く、慣れていない面がとても出たためと思います。マイナンバーを使って何をどう変えていくのかというと、本命は会社が担っている個人の徴税処理を個人自身が納税していく変化を促すことなのかなと思います。リモートで仕事をしていく社会となると、フリーランスで仕事をしたり、県や国境を超えて仕事をするようになります。そのとき本社をどの国、どの自治体のどこに置くかという話もありますし、税の納め方も多様化していきます。おそらく会社がすべての国や自治体に納税機能を対応していくのは困難でしょうから、そこは個人で確定申告してね、という感じにせざるをえないのではないでしょうか。そうなると総支給額がだいぶ跳ね上がること、日本の場合は社会保険と国民保険を両方運営していくのか、という問題が出てきます。そこの変革は一筋縄ではいかないように思います。
個人の家でインターネットが日本で普及し始めたのはWindows 95~98の時代なのかなと思っています。それから20年余り。インターネットの力で今回は在宅勤務を多くの人ができるレベルの世の中になっていることが証明されました(現業の人も多くいますが)。2020年の残りの政治や会社、社会はどう変わっていくのでしょうか。
人によってはゴールデンウィークを木金と休んで今日の日曜までお休みの人もいるかと思いますが、自分は土日の2連休です。とはいえ、緊急事態宣言下に東京ですので出歩くわけにもいかず、自宅でテレビを見たり、ゲームをしたり、技術調査をしていました。
とりあえず聖剣伝説3リメイクは裏ボスまで倒して1周おわったので、とりあえず塩漬けにします。今日はredmineの全文検索プラグイン「Full text search for Redmine 」を調べていました。システム運用をしていると運用ログをチケットを残すために何か必要でOSSで使えるものといえばredmineです。ただ、通常の処理ではLIKE検索で力業で検索するためチケット数が万単位になると少しずつ遅くなってきます。そのため、検索を高速化するための全文検索プラグインです。
ベースの技術がgroongaというもので、mysql/mariadb拡張としてmroonga、postgresql拡張としてpgroongaがあります。今日はredmine-4.1.1にpgroongaを組み込んでみてredmine APIでチケットをたくさん作ってみて速度確認をしていました。6万件のランダムデータを入れたのですがしっかり検索してくれます。Bigramを使うとのことで、人間の直感的な検索になっていると思いますのでよいと思います。pgroongaは本体のストリーミングレプリケーションに対応しているとのことでサーバ冗長するには使い慣れていてうれしいです。
これでredmineの高速化と運用方針の目途がたったため、あとはもう少し運用シナリオを考えた障害対応、リカバリ手段などを詰めていこうと思います。
新型コロナウイルス(COVID-19)が蔓延する状況への対策のため「Stay Home」の標語のとおりじっと自宅にいるゴールデンウィークでした。昨年2019年のゴールデンウィークを振り返ると特に遠出はしていないようです。近場に買い物、自宅でハードウェアのメンテナンス、プログラム書いたりなど実際昨年同様の出不精だったようです。
自宅を何をしていたかというと、ゲームをしたり(聖剣伝説3リメイク発売しました)、これからの仕事のことを少し考えたり、mariadb-10.3は触ってないから触ってみる、メンテナンスしている 自作webアプリ の不具合改修をしていました。そうしていたら、5日間の休みはあっさり終わってしましました。ゲームをしていると時間がすぐ経ってしまいますし、プログラム開発もなかなか時間が過ぎてしまうものです。
さて、明日からお仕事再開ですが東京は緊急事態宣言が継続するこということで在宅勤務が続きそうです。COVID-19後の世界は変化のスピードが10年で進むものが18カ月で進むようになる、という話もあるようです。これからオンラインの世界が日本が本格的に始まるかもしれません。
4月7日に日本政府がCOVID-19の影響甚大のため非常事態宣言を発出しました。「発出」(はっしゅつ)はあまり聞かない表現ですが、法律用語なんだと思います。
4月の頭から仕事は在宅勤務がほとんどになっています。ただ生活物資の補充も必要なので食料品や昼食、散歩など限定的な外出はしています。自分はソフトウェアの開発者なのですが在宅勤務ができているのは自社で開発できている立場だからなのでしょう。いわゆるお客様先に常駐してシステム開発にあたっている人やそういう事業をしている会社はこの状況では結構壊滅的な経営や運用になっているのだろうと推測します(この状況下で通勤している状況にあるか、スケジュール延期による常駐終了で資金繰り悪化)。また公務員や民間で非正規の人はかなり増えていますので企業を通して休業の公的補助する施策は先行き不透明感から機能しなくなっているなど、このタイミングでいろいろ問題が頻出している感じがあります。
緊急事態宣言は5月6日までということになっていますが、現状の人の出をから人との接触を8割削減するのは全体を見てみてなかなかできていない感じに見えるため長引きそうな気がします。とはいえ、誰に文句を言ってもいざ自分がCOVID-19にかかり肺炎になったときにはもう医療のキャパシティは限界を迎えているため、もはやかからないように自衛するしか生き延びる術はないように思います(そのためのStay Homeですので)。
2020年は年始からいろいろ大変な状況が続いておりなかなか大変な1年になりそうです。
2020年3月東京エリアDebian勉強会に参加しました。今回は新型コロナウイルスの影響でインターネットを使ったビデオ会議形式で開催しました。ビデオ会議なら参加できる遠方の方がいらっしゃるので参加者は少し多めでした。
自分はこの勉強会の主催をやっているわけなのですがビデオ会議システムの準備をすること、実際の会議で耐えられるか、サーバ代の利用料、司会進行の仕方といろいろ考える必要がある大変でした。
とはいえ、新型コロナウイルスはそう早々と収束する状況でもないため長期戦になると思います。今後のためにビデオ会議システムをつくってみる経験もあっていいのではないかと思いました。もう少しの期間はリモート開催ということにならざるを得ないのかもしれません。
新型コロナウイルスの影響で、OSC 2020 Tokyo/Springが中止になってしまいました。過去長らくOSCに参加していますが中止は初めての経験かもしれません。
主催者の方も苦渋の決断だったと思います。またの機会に参加したいと思います。
会社の同僚と毎年恒例のスキー旅行へ行ってきました。北海道出身の私ですが、新潟の雪と強風が吹き荒れる中のスキーは堪えるものがありました。
日程は金曜日から日曜日の2泊3日です。もう5年くらい前からスキーに行かせてもらっていますが、泊まりでスキーに行くのは地元のスキー場があった身からすると大変だなぁと思います。今回も相変わらず自分だけスキーで他はスノーボードの人です。スノーボードもやってみたいと思いながら、新しいことをやる体力と気力も年齢とともに低くなってきているのかなと思います。
けがはなく、若干の筋肉痛で済んでいますのでよいスキー旅行でした。
最近太り気味なので、近所のジムに入会しました。頑張って運動していこうと思います。
2020年、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
昨年はdebianのイベント対応と仕事で忙殺されていた感じがします。今年はまったりしたいところなのですが、どうなるのでしょうか。
今まではサーバ寄りの開発スキルの習得が多かったのでそちらも少しやりつつ、IoTデバイスやraspberry pi、Androidアプリでもやってみようかなと思っています。Androidも開発するプログラム言語はKotlinになっていますし、RISC-Vの波も少しずつ来ているように感じます。昨年はRHEL8、Debian 10がリリースされ、今年はUbuntu 20.04 LTSが出ます。dockerなども使われいますし、少し使い方を学んでおきましょう。
そんなこんなで2020年もよろしくお願いいたします。
東京エリアDebian勉強会を開催しました。年の瀬の2019年最後の勉強会です。参加者の皆さまには忙しい中、お集まりいただきありがとうございました。
セミナーはDebian 10 busterからデフォルトになったnftablesの使い方です。RHEL8でもnftablesをfirewalldの裏側では使っています。時代はnftablesを覚えてね、というかiptablesはそろそろ終わりたいということなのでしょう。資料作成は新しいnftablesの調査になるため少し大変でした。
2019年はDebian 10 busterのリリースがありよい年でした。来年も頑張っていこうと思います。
ダイナミックDNSのサービスをMyDNS.JP様のサービスに移転いたします。 そのため、従来のURLである「http://pcdennokan.dip.jp/」は将来使えなくなる予定です。
現在、古いURLにアクセスしてきた方は新しいURLへダイレクトするようになっております。リダイレクトの措置は古いダイナミックDNSサービスを解約すると機能を停止いたします。皆さまにはwebサイトのURL変更をよろしくお願いいたします。
長らく運営しているこのサイトですが、こちらのサーバのセキュリティが上がったせいか、ダイナミックDNSのIPアドレスの更新ができないようです。
運営は https://www.ieserver.net/ という ダイナミックDNSのサービスを長らく使っているのですが、運営の方もなかなか苦労されているようです。
ダイナミックDNSのサービスを別のサービスに変えることを本格検討中です。 しばらくの間はリダイレクトする措置をとる予定で考えておりますが、ダイナミックDNSのサービスを変えるとURLが変わります。
そうなったときには皆さまにご迷惑をおかけいたしますが、どうかご理解いただけますようお願いいたします。
OSC 2019 Tokyo/Fall に参加してきました。いつものとおり、Debian JPのブース&セミナー担当です。
Busterがリリースされた直後の回ということもあり、ブースに来ていただいた方とはbusterの話題が多かったです。
OSCは参加者が減っているのが気になるところです。原因は何なのでしょうかね。展示の魅力がない、出展者側が内輪で盛り上がっているなどは前から言われていますが、それ以外にも何かあるのでしょうね。
精進しましょう。
初めて沖縄にきています。日程がばたばたするので詳しくはまた書きます。
今日は東京エリアDebian勉強会を開催しました。参加者は5名でした。
セミナーはDebian GNU/kFreeBSDがDebian Portsに移ったためこの状態でどのようにセットアップするとよいのか説明する話を私が担当しました。発表するために事実を調べるわけなのですが、なかなか大変でした。ギリギリになってしまい反省。とりあえずなんとかなりました。
そのあとはDebian Policyを確認する時間で参加者のみなさんの助けを得ながら元々の内容と変更された内容を比較して違いを認識しました。こちらも初めての試みのため進行はいまいちだったかもしれません。精進します。
さて、11月は定例の東京エリアDebian勉強会はお休みです。OSC 2019 Tokyo/Fallが近いのでそちらにパワーを振り向けます。OSCの発表の準備、ブース展示の準備を進めないと。
10/12土曜日から10/1日曜日未明にかけて、台風19号が関東にやってきていろいろ爪痕を残していきました。
自分の住まいの東京23区はそれほど被害はなく、自宅は電気・水道・ガスと止まらず無事でした。10/12夜にミネラルウォーターを補充しておこうかと思ったらドラッグストアでは2Lのペットボトルは売り切れ、カップ麺もかなり品薄になっていた状態です。買占めというかみなさん急遽自衛行動に出た、という感じでしょうか。
NHKのテレビでは気象庁や自治体からの連絡を随時放送していてずっと眺めていました。各地の被害は相当なものです。これから復旧というにも徐々に寒くなってきますし、家屋の修復は冬に間に合わない人も多くでそうです。
自分も防災の意識はそれほど高いわけではないですが、いざというときは自分が持つ知識が生き残るとなります。その知識の蓄積と日常的の備蓄、そして早めの避難が重要な感じでした。今年の台風シーズンはこれでもう終わってほしいものです。
久しぶりに映画を見てきました。「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -」 というアニメです。今年に痛ましい事件があった京都アニメーションの作品です。
テレビ放送でアニメがあり、その外伝扱いの話が劇場版で公開されており、3週間限定の公開ということで見ておかないと見れなくなるので行ってきました(9/23時点では4週目の公開をする映画館もあるそうです)。
映画を見ていて、風景がきれいなこと、感情表現が非常にうまいことです。シナリオもいいと思いますし、大変見てよかったと思います。
別の話の映画は鋭意作成中とのことで事件にめげずに京都アニメーションには頑張っていただきたいものです。
今日は東京エリアDebian勉強会を開催しました。もくもく会ということもあり参加者は3名です。もくもく会=セミナーなし=自習になります。ただ、最近のOSS情勢を情報交換して3時間が終わる感じでもありました。数カ月に1度はDebianやOSSに関する情報交換を定期的に行うのは悪い話ではない気もします。
今回はuimとanthyのDebianパッケージのメンテナンスにかかわっているknokさんにいろいろ過去の話を教えてもらいました。あとはanthy-agentコマンドの存在も教えてもらいました。
雑談の話題で出たのは、辞書は買えばいいよという派は結構多いらしいということです。また、日本語の入力・変換の技術的な歴史をまとめた文書や論文がないかもしれないということで、最近止まっていた日本語処理の開発に人が再度動き出すにも昔の失敗を活かせずに一から手探りで進めるのも非効率な気がする、というご意見でした。Macのことえり、WindowsのMS-IME、googleのgoogle日本語入力(=これをOSS化したのがmozc)と商用のものが多く、確かに最近はOSSな実装はあまりないです。anthyも2001年に未踏に採択され2007年で主要な開発が終了し、現在のFSIJが 引き取って ほそぼそとメンテナンスしている状態です。
uimやibusのインプットメソッドフレームワーク、anthyやmozcのかな漢字変換を発展させて日本人のQoLを向上させるには開発する人が増えることももちろんですが、昔かかわった人たちの個の中にある知識を再統合する作業も並行して進める必要がありそうです。
9/14(土)の秋葉原、銀座散策でたくさん歩いてきたのですが、そのときに足をひねったかしたようで右足首を負傷してしまいました。腫れてしまい、9/14、9/15の夜は痛くて寝付けず困ったものです。
9/16(月)は敬老の日で祝日なのですがさすがに二晩足が痛くて寝られないのも異常なので近所の整形外科で診てもらいました。レントゲンを撮り骨には異常はないとのことで、冷やしてテーピングしてもらいました。テーピング後は歩きやすい感じでいいですね。それと痛み止めの薬をもらい、病院を後にします。
ここ1年は忙しいためまったく運動していないのでそれがよくない感じなのだろうと思います。足が治ったら運動しないと。。。
ディストリビューション開発もくもく会 がありましたので参加してきました。
集合する会場は横浜で東海道らぐでよく集まる場所のようです。ハックということで日本語処理周りのibusのプロトコル解析をするためD-Busインターフェスをスキャンするプログラムを作っていました。とりあえず作ってみましたが、インタフェースがまだありそうな感じもします。これ以降も精進しないといけないですね。