今日は、2024年6月 東京エリア・関西合同Debian勉強会 がありました。発表は自分の「autopkgtest について調べてみた」、BoF「これまでとこれからのdebianの使い方」、ディスカッション「意見交換会」でした。勉強会は東京側がリアル会場で ぷらっとホーム株式会社様 の会議室に集まり、ビデオ会議システムでGoogle Meet を使って参加が可能なハイブリッド方式で開催しました。
自分の発表の「autopkgtest について調べてみた」は、autopkgtestの情報をインターネット、Debian Wiki、manなどで調べ、unstableのgrepパッケージをサンプルとしてautopkgtestの実行方法、テストを作ってみるやり方、schroot環境でautopkgtestを実行するための構築手順と実行方法を説明しました。勉強会の参加いただいた方からパッケージ関連の情報は Debian 新メンテナーガイド は古いため、 Debian メンテナー用ガイド を見てください、とのことでした(新しい方はまだ日本語への翻訳が追いついていないとのことです)。
後半のBoF「これまでとこれからのdebianの使い方」、ディスカッション「意見交換会」でしたが、意見もいろいろ出てきて2コマ通して意見交換をしました。現役のDebian Developerの方に3人も参加していただき、日本語を扱うパッケージの保守体制についての話も出ました。その他、来月行われるDebConf24には日本からは誰が行くのかという情報の交換もしました。議事録はあとでまとめていきたいと思います。
そんなこんな感じで今月の勉強は終了しました。リアル会場をお借りする調整はやはりなかなか大変ですが、リアル開催は4年ぶりということで毎回リモートでやってマンネリしないようにたまには刺激を入れていければよいと思っています。
さて、次のDebian勉強会は7/20(土)の予定です。次回開催の準備をしましょうか。