9月のMiniDebConf Japan 2025、10月のOSCと山陰・倉敷・広島旅行の過密スケジュールでなかなか体力的に厳しかったですが、ようやくひと段落になりました。次の土日に出かける予定がないのは久しぶりで今日は1日家にいました。8月から忙しかったので部屋がいろいろ散らかっている状態のため、部屋の掃除、お風呂の掃除をして、昼寝をしつつ、環境と体力の回復をできてよかったです。
最近は急に寒くなり、あっという間に来週は11月です。もう年末モードに入るとは思ってもみなかったです。さて今年にやり残したことをリストアップしてこなしていきたいと思います。
今日はOSC2025 Tokyo/Fallの日です。東京の浅草で開催するブース展示のみのイベントです。自分はDebian JP Project/東京エリアDebian勉強会でコミュニティ参加しており、ブースでDebianの宣伝をしていました。
前回も展示していたVisionFive2ですが、今回はDebian 13 trixieがリリースされて素のDebianがインストールできるようになったためチャレンジして、持ち込みました。HDMI端子から何も出力されないのが悲しいですが(シリアルコンソールは出ます)。
今回はステージ企画でXDDCの番でデスクトップ公開の協力をし、ライトニングトークで先週のOSC2025 Online/Fallで話した内容のミニ版+DebConf27日本招致キックオフの宣伝をしました。DebConf27は集まってくれるといいけど。
イベントが終わった後は大懇親会で参加していた学生の方と懇親しました。なかなかパワフルな学生さんもいるようですごいなーと思います。次は2月か3月にOSCがあると思いますのでまた参加したいと思います。
ディストリビューション開発もくもく会 2025年10月 に参加しました。
全体の参加報告は以下です。
自分がやったことは、週末にあるOSC2025 Tokyo/Fallのライトニングトークのスライド作成、今後は年末で進行するDebConf27日本招致の準備です。そのほか、Debian JP Projectのサーバ構築の作業をメンバと一緒に進めました。最近は毎週土日に何かの予定があり体力的になかなかしんどいですが、来週でなんとか一区切りになりそうです。
今日はOSC2025 Online/Fallの日です。オンライン開催のセミナーのみのイベントです。自分はDebian JP Project/東京エリアDebian勉強会で発表しました。いつものとおり、「Debian Updates」という内容です。
今回はいつものDebianとは、debian.orgとは、Debian JP ProjectとDebian勉強会と話しつつ、9月に開催した MiniDebConf Japan 2025の話、Debian 13 trixieリリース直後の紹介話をしました。
直前の土日は家族旅行に行っており、資料を作るのがぎりぎりになって体力的に大変でした。なんとか無事に終わってよかったです。来週は展示のみのOSC2025 Tokyo/Fallが浅草で開催しますので行ってきます。
両親に同伴して日本各地を回る旅を毎年恒例でしていますが、またその季節がやってきました。今年は母親のリクエストである、足立美術館と小京都・倉敷、厳島神社です。足立美術館は島根県、倉敷は岡山県、広島は広島県で、中国地方の旅になります。
旅行に行く前に情報収集、飛行機と宿、交通手段を調べるのですが中国地方の縦の移動は大変で、JRの特急を使っても米子から岡山まで2時間以上かかります。母親のリクエストとはいえ、結構長い時間を乗り物にのって過ごす旅になりそうです。旅程は4泊5日で、旭川(北海道)、羽田空港(東京都)、米子空港(鳥取県)、足立美術館(島根県)、岡山・倉敷(岡山県)、広島(広島県)、広島空港、羽田空港、旭川の流れになりました。結構大変な旅程です。
初日は移動でまずは米子空港に着きましたが暑い暑いこと。時間節約のためタクシーを使い水木しげるロードへ行き、そのまま水木しげる記念館へ。ゲゲゲの鬼太郎ということで年配の両親も知っているコンテンツです。そのあと皆生温泉(かいけ、と読みます)で一泊。
翌日は本命の一つである、足立美術館へ移動します。JR米子駅の隣であるJR安来駅(やすぎ)に行きます(実は島根県に入っています)。ここからシャトルバスに乗って足立美術館へ向かうのですが、朝からバス待ちで結構混んでいました。なんとか両親とはぐれずにバスに乗り、日本庭園と美術品を見学しました。日本庭園は日本一ということでなかなかの圧巻でした。バスで戻りJR安来駅(やすぎ)から特急やくもに乗り、岡山へ。安来駅は島根県ということもあり、NHK連続テレビ小説の「ばげばげ」に宣伝が目につきます。なんか人が多いと思いましたが、テレビ効果のようです。岡山まで2時間20分と長旅でしたがなんとかつきました。岡山駅は結構大きいのと、お土産のお菓子売り場がかなり豊富なところが印象でした。
岡山駅の近くのホテルで1泊して、母親のリクエストである倉敷へ。昔は大阪に住んでいたのですが、岡山の隣の姫路までは行ったことがありますが、岡山と倉敷は初めてな気がします(高校の修学旅行では中継点で夜に泊まって朝早くバスに出たので一瞬いたことはあります)。倉敷は日本でジーンズ発祥の地らしく、いろいろ売っていました。昔の日本の家屋のような通りでは結構観光客の人が多く、外国人の方もたくさん来ていました。倉敷を観光した後は新幹線ののぞみが発着するため岡山駅に戻り、新幹線で広島へ向かいました。広島駅について宿泊するホテルへ移動するのですが、路面電車は激コミでなかなか乗るのと降りるのが大変でした。ホテルは外国人の方がとても多く泊まっていました。この日の夜は広島のお好み焼き(みっちゃん)を堪能しました。
広島の滞在は丸1日で、ホテルから原爆ドームと広島平和記念資料館はとても近いのですが、広島平和記念資料館は海外からの来賓対応で午前中は入館と一時止めるとの情報がWebにあったため朝から厳島神社へ。広島駅から結構かかるのですが、JRを乗り換えて船に乗るのはなんか観光に来た気がします。厳島神社は自分は2回目ですが、1回目は10年以上前ということもあり新鮮な気持ちでしたが、外国人の方がこんなに多くいるのは驚きでした。海の満ち引きの都合は残念ながら鳥居まで歩いていくことはできなかったですが、お参りできてよかったです。そのあとは原爆ドームと広島平和記念資料館へ移動して観光してきましたが、広島平和記念資料館の外国人が多いこと多いこと。どうもアメリカのオバマ大統領が来たことをきっかけに外国人の人がすごい来るようになったらしいです(とはいえ、入館料200円は安すぎる)。人混みの中をなんとか展示を見て、ホテルに戻りました。とても暑く、とても歩いた一日でした。
最終日は移動で終わる一日でした。広島バスセンターは行ったことなかったのですが、街中のそごうの3階にあるんですね。ここから広島空港へ移動し(1時間と少しで遠い)、羽田空港で移動しました。自分は東京住まいのため両親とここで別れました(両親は夕方の乗り継ぎ便で北海道の旭川へ帰る)。4泊5日の予定でしたが、移動が大変な旅行でした。
今回は貴重な山陰地方へ行くことができたため、人生経験を積めてよい旅行でした。
ディストリビューション開発もくもく会 2025年9月 に参加しました。
全体の参加報告は以下です。
自分がやったことは、MiniDebConf Japan 2025の後処理の書類仕事やWebサイト更新、次のOSC東京に持っていくVisionFive2に素のDebian 13 trixieのインストールを試行していました。U-Bootのアップデートに四苦八苦しましたが更新でき、Debian Installerのmini.isoをUSBメモリから起動してOSのインストールができました!OSC2025 Tokyo/Fallは10/25にありますが、このあとの土日は立て込んでいるためなんとか目途がついてよかったです。
次回は 8月23日に開催 の予定ですので参加したいと思います。
MiniDebConf Japan 2025が終わり、午前中は後片付けがありましたが、それもようやく終わりイベント開催としてはひと段落です。午後からの予定は空いており、実家の父母と食事をしたりして団らんしました。北海道と東京で離れていますのでなかなか帰れないですし、両親は高齢でもあるので少しでも一緒の時間を過ごせるとよいと思っています。
東京へ帰る飛行機は明日昼の便のため、北海道の旭川市滞在はもう少しです。最後の実家を満喫したいと思います。
4月から準備を進めてきた MiniDebConf Japan 2025 を開催し、無事完了することができました!おめでとー!
実行委員長として、オープニング、クロージングなどのトーク、自分も20分ショート枠の発表「Debian 13 trixieで変わった64bit time_t移行について 」をしました。人前で話すのは結構大変ですね。
イベントの配信準備も前日行い、YouTube Liveでライブ配信 もしました。通しのビデオですが、見れますので時間がある方はご覧ください。懇親会もジビエかヒグマのカレー、ザンギなどのおいしく、また珍しい食材を提供しました。楽しんでいただけてなによりです。
イベントに参加していただいた方々、イベントにご協力いただいた方々、スタッフの方々にお礼申し上げます。ありがとうございました。これにてMiniDebConf Japan 2025は開催終了です。お疲れさまでした。
MiniDebConf Japan 2025 開催に向けて4月から準備してきて、ようやく明日イベント当日を迎えます。なかなか準備は大変でした。明日は実行委員長として滞りなく開催するため、前日に会場へ入り設営をしていました。配信はビデオ会議形式ではなく、ビデオカメラで撮った映像をミキシングしてYouTube Liveを使って配信することをすべて自力で準備するのは今回が初めてです。結構大変ですが、なんとか形になってよかったです。
ただトラブルもありました。HDMIケーブルでの結線、HDMI分配器を使ってプロジェクタとビデオミキサーの両方に入力するときに片方に入らないことがあり、解像度トラブルがありました。なんとか原因がわかってよかったです(動作テストはFullHDのテレビとFullHDのモバイルモニタを使ったので、両方FullHDだったのです。当日はプロジェクタの解像度が1280x800なのでトラブルになりPC側で送出する解像度をFullHDに上げる必要がありました)。
MiniDebConf Japan 2025 の開催を準備していますが、なかなか忙しいです。いろいろな手配や告知もあり、配信の準備もありますので結構ハードです。もう次の土曜日が開催ですので、最後の詰めをがんばっていきたいと思います。
ディストリビューション開発もくもく会 2025年8月 に参加しました。
全体の参加報告は以下です。
自分がやったことは、もうすぐ開催となるMiniDebConf Japan 2025 の発表スライドの作成をしていました。なかなかギリギリになるので大変です。終わった後は参加者で懇親の夕食をしました。また次もがんばろう。
毎月開催している東京エリアDebian勉強会ですが、今月は MiniDebConf Japan 2025 の準備で多忙のためお休みとなります。Debian JPのメーリングリストで案内を出しましたが、落として申し訳ないです。ちょっと無理でした。
9/6(土)に北海道旭川市で開催するMiniDebConf Japan 2025は このconnpassページ で参加申し込みしていますので、ぜひいらしてください。
ディストリビューション開発もくもく会 2025年7月 に参加しました。
全体の参加報告は以下です。
自分がやったことは、東京エリアDebian勉強会 のWebサイト更新、次期安定版trixieのパッケージ説明文の翻訳とレビュー、Debian JP Project の運営関連の作業、MiniDebConf Japan 2025 の飛行機手配やCFP出すなら何するかの技術調査をしていました。
次回は 8月23日に開催 の予定ですので参加したいと思います。
今日は、2025年7月 東京エリア・関西合同Debian勉強会 がありました。今回はいつも昼の時間帯での開催ではなく、BoF「DebConf25 フランス現地レポート」の回だったため、フランスはお昼で日本は夜の時間帯にビデオ会議形式で行いました。地球の反対側でオンラインで映像が見れるのは大変便利です。
BoF「DebConf25 フランス現地レポート」では現地フランスのDebConf25の会場に行っているDebian開発者とDebConf日本招致で関わっている人からお話を決めました。日程はまだDebCampでまだDebConfは始まっていませんが、スケジュールを見ると発表数が多いみたいでDebConfは貴重な発表が目白押しのようです。参加される人にとって色々とよい機会になることをよいです。
今回の勉強会も無事終わりました。次は8月ですが、Debian 13 trixieのリリースがそろそろされそうな感じですので、リリースパーティの場とできるか、定例の勉強会とするか、運営側としてはどうしようか迷ってしまいます。次の準備を進めていきます。
4月から新年度になり、仕事はいろいろあり、Debian勉強会の開催運営+OSC2025 Hokkaido出張参加、Debian JP Projectの運営、MiniDebConf Japan 2025の運営とイベントが盛りだくさんです。我ながらいろいろ抱えすぎな感じもしますが、なんとかこなしています。
OSC2025 Hokkaidoで札幌と旭川への帰省で北海道へ行っていたときは少しは一息つけるかなと思ったのですが、結構スケジュールが詰めた感じになってしまい、逆に実家で夏バテしてしまいました。疲れが溜まっていた感じです。北海道から帰ってきた次の週末は休息を取り体力はなんとか回復しましたが、流石に40歳を超えた我が身を考えた行動パターンや荷物の運び方を考える必要がありそうです(旅行先の荷物はリュックサック1つになるようにまとめていますが、そろそろ重くなってきました。飛行機の国内線対応のキャリーバックが必要かも)。
7月はMiniDebConf Japan 2025の開催に向けた準備の当日対応についてそろそろ本格的な話をしていくことになると思います。無理しすぎないようにしたいですが、なんとかイベント開催までやりきっていこうと思います。
今日は、2025年6月 東京エリア・関西合同Debian勉強会 がありました。セミナー「Debian Installerの日本語フォントをどうにかする話……の後日談」、BoF「Debian 13 trixie リリースノート状況確認会」の2本で、ビデオ会議形式で行いました。
「Debian Installerの日本語フォントをどうにかする話……の後日談」は2年越しにDebian Installlerの日本語フォント問題を解決できて、日本語フォントをインストーラに入れてもらえた、という話でした(Debian Installer trixie RC1には間に合わなかったようですけど。RC2に入るといいなぁ)。やはりいろいろ説得は大変で、その説得内容は技術的に合理性がある必要があるというDebianらしさがにじみ出る話でした。なかなか粘り強く進めており大変だったんだなと実感しました。
「Debian 13 trixie リリースノート状況確認会」では、今回のtrixieからsphinxを使うようにシステム自体が変わっているため翻訳文の移行ができていないところや気になる箇所を探す会でした。みなさんで協力してまとめていき、残りの作業をする箇所が絞れました。また、salsaの更新すべきgitリポジトリを紹介しリリースまでにできるだけ翻訳作業を手伝っていただけるように準備をしてみました。
今回の勉強会は無事終わりました。次は7月ですが、debconf25 フランスがあります。勉強会の準備を進めていきたいと思います。
MiniDebConf Japan 2025 でスポンサーの方々への全体案内や発表公募開始の全体案内など、みなさま方への全体連絡系はひとまず完了しました。一番最初の壁を突破して少しだけ安堵しています。
この後は個別にいろいろな方々へお話していくことになると思いますので、フロント対応をしていきたいと思います。引き続き頑張っていきましょう。
ディストリビューション開発もくもく会 2025年6月 に参加しました。
全体の参加報告は以下です。
自分がやったことは、OSCの展示物の準備、6月開催のdebian勉強会の準備、次期安定版trixieのパッケージ説明文の翻訳とレビュー、MiniDebConf Japan 2025の運営で告知メール送信やCfPの準備をしていました。
次回は7月にまた開催の予定ですので参加したいと思います。
MiniDebConf Japan 2025 のスタッフ会議を開始して、バタバタといろいろ詰めています。会場などの現地の話、スポンサー、発表公募など目白押しです。自分はスポンサー周りを対応しており、重要なお願いの文書を作成しています。いろいろ調整ごともあり大変ですが、ここが踏ん張りどころなので頑張りましょう。
今日は、2025年5月 東京エリア・関西合同Debian勉強会 がありました。セミナー「Amazon Inspectorから始めるLinuxカーネル脆弱性修正へのContribution」、「あなたの知らないDebian ELTS」の2本で、ビデオ会議形式で行いました。
「Amazon Inspectorから始めるLinuxカーネル脆弱性修正へのContribution」では、linuxカーネルのメインラインで直っている不具合がdebianが採用しているカーネルではバックポートされていなかったため、パッチを提案した、というお話でした。Amazon Inspectorで脆弱性をスキャンしてみて脆弱性が検知されため深追いすると、カーネルのファイル構造が改修で変わっており、そのままパッチが当たらないためパッチを作って提案した、ということです。無事debianのカーネルチームに取り込んでもらった、ということです。
「あなたの知らないDebian ELTS」では、ELTSでサポートするカーネルはどのバージョンか、という話です。通常debianでは安定版として採用したカーネルのメジャーバージョンとマイナーバージョンを維持し、パッチレベルを上げていく対応をとります。とはいえ、debian LTSが終わったカーネルは5年以上経過しているため、アップストリームでも保守は終わっています。そのため、ELTSではbackportsで提供する後継バージョンのカーネル(だいたいは当時のdebianのバージョンから見ると1つ後の安定版と同じバージョン)、場合によっては2つ後の安定版と同じバージョンのカーネルをビルドして動くようにしているそうです。この動くようにするというテストは有償サポートの範疇のため、テストケースを依頼者からもらっているそうです。なかなかFreexianも大変なことをしているものです。なかなか知らない貴重なお話でした。 |
今回の勉強会は無事終わりました。次は6月14日の予定です。また準備しましょう。