2024年4月 東京エリア・関西合同Debian勉強会

最終更新日時:2024-04-20 22:00

初版公開日時:2024-04-20 22:00


今日は、2024年4月 東京エリア・関西合同Debian勉強会 がありました。発表は林さんの「Debianにおける 64bit time_t 移行について」、BoF「xz-utilsのバックドア問題の情報交換」でした。勉強会のビデオ会議システムへ入ったときにsalsa.debian.orgのアカウントが必要なように仕様変更されていたのを把握したのは失念でした。参加者の皆様、すみませんでした。


「Debianにおける 64bit time_t 移行について」では、64bit time_tに移行しなければならない理由の2038年問題の説明とQEMUで試したみた結果(sudoコマンドが動かなくなる)などが話されました。その後、現在64bit time_t移行の計画とトランジション中の状況説明がありました。32bit版ではありますがi386は除外されているとのことです。dpkgの機能で指定される規定のビルドオプションを使って多くのパッケージを再ビルドする作業が進められています。まだビルドが残っているのは800パッケージ超あるようですが、頑張って進めているようです。


BoF「xz-utilsのバックドア問題の情報交換」では、xz-utilsに埋め込まれた脆弱性の話のおさらいをしつつ、意見交換をしました。今回の件はupstreamで発生した問題のため、ディストリビューション側で何かするのは難しいような気はしますがソースコードの観点と、人の観点(=ソーシャルエンジニアリングやレビュー等の監視体制)の観点で話が進みました。いろいろな人から意見をいただくと問題の本質に迫ることができていい体験でした。


次のDebian勉強会は5/18(土)の予定です。また、ビデオ会議システムをどうするか考えつつ、勉強会開催の準備をしたいと思います。


auther: dictoss

地元の北海道から流れて大阪へ行き、現在は東京でお仕事中。 仕事ではCentOS、家ではDebianとFreeBSDを使い何かしようと画策中。

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