2025-11-23 23:30
テクノロジープレビューで公開された6.0(squeeze)ではhalがありますので、xorgもhalからキーボードやマウスの情報を取得して 自動的に設定してくれます。 次期リリースwheezy(7.0)にむけてDebianではhalを除去してudevでデバイス管理をするに変更する作業を進めています。 LinuxカーネルはそれでよいのですがFreeBSDカーネルは代わりになるものがないので、どうしたものかということになります。
halを使っていてX上でキーボードとマウスが使えていたのにhalが消えて動かなくなった方は以下の設定を試してみてください。
$ cat /etc/X11/xorg.conf
Section "ServerLayout"
Identifier "X.org Configured"
Screen 0 "Screen0" 0 0
InputDevice "Mouse0" "CorePointer"
InputDevice "Keyboard0" "CoreKeyboard"
# 以下を追加。これでキーボードが動くようになります。
Option "AutoAddDevices" "False"
EndSection
Section "InputDevice"
Identifier "Mouse0"
Driver "mouse"
Option "Protocol" "auto"
# "Xorg -configure"で生成したxorg.confはデバイスファイルが
# 違う場合がありますので適切なデバイスに変更します。
# Option "Device" "/dev/sysmouse"
Option "Device" "/dev/psm0"
Option "ZAxisMapping" "4 5 6 7"
EndSection
Section "InputDevice"
Identifier "Keyboard0"
Driver "kbd"
# キーボードを日本語レイアウト設定。
# squeezeまではhalのfdiフォルダの設定ファイルに定義されていた。
Option "XkbModel" "jp106"
Option "XkbLayout" "jp"
EndSection
地元の北海道から流れて大阪へ行き、現在は東京でお仕事中。仕事ではRHEL互換OS、家ではDebianを使い何かしようと画策中。投稿は個人の見解であり所属する組織の公式見解ではありません。