初めてNetBSD-9をインストール

最終更新日時:2020-06-05 22:37

初版公開日時:2020-06-05 22:37

タグ: bsd diary

FreeBSDは昔使っていたのですが、他のBSDを試せていなかったです。前々から使おうと思っていたNetBSDを初めてインストールしてみました。インストールしたバージョンはNetBSD-9 amd64です。インストール先はHyper-Vの仮想マシンでMBRブートな状況でインストールしてみました。とりあえず起動したので、build.shを練習してみようと思います。


なぜNetBSDかというと、32bitコンピュータで起こる2038年問題を解決したOSであるいうことです。NetBSDはNetBSD-6のリリース(2012年なのでだいぶ前)からtime_t型=long long に変更をしています。Linuxディストリビューションはバイナリでパッケージを配布しているためABIを壊すわけにはいかない事情があります。kernelなどにtime_t型をlong longできるようなコードは入っていますが、また32bit CPUではtime_t = 32bitなものがほとんどと思います。


手持ちに古いRaspberry Pi 2 Bが2台あるのですが、raspbianも飽きたので別のOSを試してみようというわけです。Raspberry Pi 2 Bは初代Raspberry Piからクアッドコアになって大幅にCPU性能がアップしたのですが32bit CPUです(debianでいうアーキテクチャのarmelやarmhfで動く)。OSを変えるなら2038年問題を解決したものがよい、と思いNetBSDを試してみようとなったわけです。


NetBSDのRaspberry Pi 向けの情報のURLと @ebijun さんが作ってくれているイメージのURLを貼っておきます。これをまずは試してみようと思っています。


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地元の北海道から流れて大阪へ行き、現在は東京でお仕事中。 仕事ではCentOS、家ではDebianとFreeBSDを使い何かしようと画策中。

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