8/19は東京エリアDebian勉強会でした。 deconf17に参加した方からどんな感じだったのかの軽いお話です。
20年後はdebian ProjectやOSS界隈はどうなっているかのような話もあったようです。
技術的な話もあったのですが、特に体制に関する話では貴重な話を聞けました。
Debian DeveloperでMIAとなっている人をどうするか(退役いただく?)
Debian New Member Processは昔のように長く待たされることはなくなっている
「パッケージを追加したいからDebian Developerになる」という時代ではない。→Debianのプロジェクトはたくさんあり、そこへのContributeとして参加する時代になった?
パッケージが増えているため、維持する方も労力が増えている。
むしろ、増えすぎたパッケージの維持が大変なため、パッケージを減らす調整も動いてきている。
パッケージへの貢献はpatchを送って貢献するという形があるし、patchを投げ続けていると「パッケージングやってみる?」と言われる場合もありそこから始めるという形もある。(DDも忙しい)
それを受けて、まずは自分が使っているパッケージでバージョンが古いやつ、困っているやつから手当していくのが現実的だし、地に足ついている、というお話でした。
自分が使っているパッケージで古いというと、freerdp-x11かな。git20140921のgitのスナップショットがstretchに入ってるし。