今日は東京都知事選挙の日です。午前中はテレビの録画の消化と投票に行ってきました。
午後からは春から行こうと予定していた日本科学未来館へ行ってきました。前に言ったのは神戸の友人が東京に来たときですから3年ほど前でしょうか。場所はお台場です。
なぜ今、日本科学未来館なのかというと、常設展示の展示内容を2016-04-20にリニューアルしたからです。常設展の大幅リニューアルは15年ぶりだそうです。 https://www.miraikan.jst.go.jp/exhibition/renewal.html
展示内容にはこれからは日本レベルではなく、世界や地球レベルでものを考えていかないといけない、惰性で今までの流れで効率化を進めていけばいいのでなくゴールを見据えたうえで優先順位をつけて着実に課題に取り組まないといけない、というメッセージが強くなっているように感じたからです。
ということで暑い中お台場に来てみたわけですが、今は子どもたちの夏休み期間中でした。結構子ども連れの親子が来ています。チケットを買うのに15分待ちました(前に来たときは平日でした)。特別展の忍者コーナーもあったのですが、整理券が必要とのことでしたので常設展のみ見てきました。
展示の入口から、「これらの展示は答えを示すものではなく、みなさんに多くの問いとします」のようなことが書いてあり、どうやら科学館で科学を扱っていても答えがない科学を展示する、という雰囲気です。iPS細胞やハザード、未来逆算志向など多くの展示は大まかな方針はあるものの未体験ゾーンなネタが多いですし、現在進行形の技術や化学を扱うのならそうなるでしょうね。
未来逆算志向はゲームになっていてこれが一番やりたかったのです。自機を動かせないシューティングゲームみたいなもんです。2066年にたどり着かないといけなかったのですが、自分が選んだエネルギーを枯渇しない未来は2031年までしか続きませんでした。。。未来志向が足りなかったです。反省。このゲームは、ソニーコンピュータサイエンス研究所が絡んでいるようです。グラフィックバリバリでしたしね。
そのほか地震を含めたハザードに立ち向かうには、という展示もありました。スーパーカミオカンデ、前からあったISSの実験棟「きぼう」などもあり、やはり一回りするには3時間かかります。(これでもドームシアターは見ていないです)
あと最後に気づいたのですが1階でグーグルの人がトークショーをやってました。最後の10分しか聞けませんでしたが、「検索の科学 - 60 兆のウェブページから知りたい情報を探す技術」という内容でした。 http://www.miraikan.jst.go.jp/event/1607121820264.html 自身もソフトウェアエンジニアですが、兆オーダーどころか億オーダーのデータも扱ったことがないです。RDBMSの延長で作ったら、応答がずっと返ってこないんだろうな、と思います。
そのあとは、飲み物飲んで休憩して、お風呂に入ってさっぱりして帰ってきました。なかなか有意義な未来館でしたが、ぼっちで行ったのは無念としかいいようがないです。
次は平日に入ってドームシアターを見たいです。