初めてのbhyve

最終更新日時:2015-12-06 22:59

初版公開日時:2015-12-06 22:59

タグ: diary

Celeron 847なIntel NUCが動作できるように部材はそろったので、早速FreeBSD-10.2-amd64をインストールしてみました。目的はbhyveの動作を試すことです。(Debian GNU/kFreeBSDではまだbhyveコマンドないので)

Celeron 847はSandyBridge世代のモバイルCeleronで古いしクロックも低いのですが、bhyveの動作要件であるVT-xとEPTを両方クリアしているCPUです。そのため、遅いのは仕方ないにしてもbhyveは動くはず、ということです。

UEFIブートにも対応しているマザーボードなのでFreeBSDを初めてUEFIインストールしてみました。普通にインストールできました。目的のbhyveのコマンド群もあり、kldloadもできます。KVMでvirt-installな生活を最近しているせいか、bhyveでもOSのインストールをシリアル接続で行うなど似てるなーと思いつつ、ゲストOSにFreeBSD-10.2-amd64をインストールしました。あっさり動いてあっけなかった感すらあります。FreeBSDの人たち、がんばったな。

ついでにFreeBSD-10-stableのソースコードをsvn checkoutしてbuildkernel -j4をホストOS上でやってみました。さずがに30分弱かかりました。SandyBridgeで4コアなデスクトップCore-i5だと10分かからなかったはずなので、Celeron 847の性能は弱いです。しかし昔にThinkpad X31でbuildkernelしたときは1時間半くらいかかった記憶があるため1万円しないで入手できる環境にしてはずいぶん高速化したものです。

これからもこのIntel NUCでいろいろ実験していきます。


auther: dictoss

地元の北海道から流れて大阪へ行き、現在は東京でお仕事中。 仕事ではCentOS、家ではDebianとFreeBSDを使い何かしようと画策中。

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