昨日久々に梅田のソフマップに寄ったとき、念願のTVチューナーカードの中古があったので購入しました。バッファローのPC-MV51XR/PCIというパーツです。
このパーツは2011年から始まる地デジではなく、現行のアナログTVチューナを搭載したキャプチャカードです。ビデオの録画はVHSでやっているんですが、基本的に重ね録りしないのでVHSがどんどんたまっていく・・・。そのため、ビデオサーバを立てようか!!といってもなかなか中古でいいキャプチャカードがなかったから今までは保留になっていました。
このTVキャプチャカードは、LinuxやFreeBSDでの動作実績があるものでFreeBSDで動作させる予定だったので見つかってホントよかったです。今日はこのTVキャプチャカード「PC-MV51XR/PCI」の動作確認を行っていました。まずはハードウェアとして問題ないかチェックのため、WindowsXP環境で動作を確認。動きます。
その後、FreeBSD 7.0で動作を確認。参考にしたのは前々から探していた以下のサイトです。 http://www.h7.dion.ne.jp/~teragen/
このサイトは情報が古いし、FreeBSD 6.0までは動作を確認しているとのことで、FreeBSD 7.0で動作するかの確認作業を行いました。結果からいうと動作しました。ちゃんとテレビの録画を確認しました。ほぼ上記サイトのままで動作しましたが、cxm.h、cxm.cを1箇所ずつ修正しました。
(あとから知りましたが、以下サイトでも同じ修正を行っているようです) http://sns.tokoha-u.ac.jp/?m=diary&a=page_detail&target_c_diary_id=11435
cxm.h :グローバル変数を宣言している部分で、構造体定義をする前のその構造体型を宣言しているので、定義する位置をヘッダの最後に持ってきて、かつ変数を配列風宣言[]をポインタ変数宣言*に変更。([]だと「数の定義がねーよ!!」とgccに怒られてしまうため。)
cxm.c :FreeBSD 7.0からbus_setup_intr()関数のプロトタイプが変わっており、変数が1つ増えて7つになっています。そのため、新しく増えた第4引数filterにNULLを定義し、後の変数はそのままひとつ後ろへ。
以上でビルドが通ります。あとは手順どおりカーネルを再構築し、ドライバをkldloadすればOK。とりあえずFreeBSD 7.0でも動くことは確認できたのでよかったです。
さて、キャプチャカードも手に入ったので、遠隔ビデオ録画システムを構築せねば。基本はWeb経由で録画の指示をしたいのでMythTVを使おうかと思ったがなぜかportsのビルドが通らない・・・。brokenって表示されてダメダメです。チャンネルを変えるGUIツールもあるんですが、コマンドラインで動かない。webから制御するならGUIが出てもボタン押せないジャン・・・。とりあえずチャンネルを変える兼録画を制御するモジュールと、予約を行うためのcrontabを吐き出すWebシステム(PHP)を作成し、快適なビデオ生活を送れるようにしよう!!!
でもまだサーバを買ってないのでatom 330か、Pentium Dual-Coreのどちらかの安いサーバを構築して運用しようと思います。それでWebサイトもリニューアルかけて、Biglobeのサーバから自宅サーバへ移転しましょ。