土曜日はOSC東京へ行ってきました。いつものとおり、Debianのブース番です。
最近は出ているブースもよく見かける団体さんも多いです。それなりに活動しているといえばよいですが、新しい団体さんがあまりない?という感じもあります。
Debianブースの番していていつもの「何のディストリビューション使ってますか」の質問をしてます。東京ではMintやArchを使う人が一定数いるのですが、今回は意外と少なかったですね。まあ大学生らしき方が使っていたような雰囲気だったのですが、「ここ数年」という言い方をすれば当時の学生さんは卒業しているはずですものね。となると、近くでArchやMintを使っている人がいなくなって、別のディストリビューションへ移った、という仮説もありうるのかもしれません。仕事だと日本はなぜかCentOSを盲信しているところがあるため、サーバはCentOS、クライアントはMacでいいや、という感じになったかもしれません(ちょくちょくクライアントがMacになったので、DebianとかノートPCに入れていない、という人もいました)。
最近はVPSが安くなっており、おうちサーバを立てる必要は(VPNでLANに入りたい人以外)ほぼない社会インフラが整っています。運用はLinuxサーバを使いたいのでVPSを借りれば、クライアント(=自分のローカル環境)は特段Linuxや*BSDにする必要はないわけで、WindowsやMacで問題ないとは思います。(実際、多くの人で仕事はそんな感じなんだと思います)
ローカル環境にLinuxを入れるweb屋さんやプログラマが減少し、ホストOSをLinuxや*BSDにするのはもはやハードウェア絡みの人に限られる状況になりつつあるのかもしれません。